先日、研修旅行として、石川県(能登・金沢エリア) へ行ってきました。
1. 能登の伝統と地域資源を学ぶ
初日は、能登中島での研修 からスタートしました。
ここでは、釶打(なたうち)ふるさとづくり協議会のみなさんと意見交換を行い、地域振興に向けたさまざまな取り組みを学びました。
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この協議会は、地域の課題を整理しながら、ITを活用した先進的な取り組みも推進しています。
特に、無人販売所の運営 では、PayPay決済の導入、防犯カメラの設置、遠隔監視による在庫管理など、昔ながらの販売手法とデジタル技術を融合 させることで、盗難を減らし、スタッフの負担も軽減する工夫がなされていました。
さらに、コロナ禍や地震といった困難を乗り越えながら、持続可能な地域づくりを進めている姿勢が印象的でした。
組織としての規模も大きく、役割分担がしっかりされ、運営体制が整っている という点も、地域づくりを進める上で重要なポイントだと感じました。
その日の宿泊は和倉温泉。
観光地としての魅力を実際に体感し、温泉を軸にしたまちづくりの工夫 や、地域に根付くサービスのあり方について考える機会となりました。
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2. 能登島
2日目は、能登島の研修 へ。
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ここでは、能登島地域づくり協議会 の皆さんと意見交換を行いました。
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能登島は、橋を渡ってアクセスする離島ですが、地震から1年以上が経った今も2本ある橋のうちの1本「ツインブリッジ」が通行止め となっている状況でした。
普段何気なく使っているインフラの重要性を改めて感じるとともに、制限のある環境下でも前向きに活動を続ける地域の方々の姿勢が印象的でした。
協議会との話の中では、能登島の特産品や観光資源を活かした地域づくり について、多くの実例を聞くことができました。
小さな規模でも持続的に活動を続けることの大切さ や、外部とつながりながら地域の魅力を発信していく工夫 など、今後の活動にも活かせるポイントが多かったです。
また、資料や特産品のデザインがすっきり整理されており、地域の魅力を洗練された形で伝えているのが印象的でした。
デザインの力を活かすことで、地域資源の価値をより高められることを実感しました。
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その後、金沢市内へ移動し、昼食。
加賀料理を中心とした伝統の味を堪能し、食文化が観光資源としてどのように根付いているのかを感じることができました。
さらに、「日本海さかな街」 に立ち寄り、地元の新鮮な海産物を見ながら、観光と漁業が結びつく仕組みを考察。
単なる物販ではなく、「見せる」「体験させる」ことを重視した店舗が多く、観光客にとっての楽しみ方の提案が工夫されていました。
3. 今後の活かし方
今回の研修では、地域の観光資源や特産品の活用方法について、多くのヒントを得ることができました。
私が関わらせてもらっているプロジェクトや地域でも、こうした取り組みを参考にしながら、新たなプロジェクトを考えていけたらと思います。
また、高齢化や人口減少は、どの地域でも共通する課題 であり、その中でどのような取り組みを進めていくかが大切だと改めて実感しました。
特に、デジタル化の推進については、単にスマホを持ちましただけでは解決しない問題も多く、
「誤って電源を切ってしまい、つけられなくなる」「操作が難しくて活用できない」など、技術だけでは埋められないギャップ があることを考えさせられました。
デジタル化がすべてではなく、地域ごとの状況に合わせた仕組みづくりが必要 だと強く感じました。
今回の研修で得た学びを活かし、地域振興や外から呼び込む仕組みづくり、特産品の魅力を伝える活動に引き続き取り組んでいきたい と思います!
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